▼時間をかけた丁寧な施術で、再発のリスクも引き下げます

1回の治療に時間をかけるから、何度も通院が必要と思われていた

の治療も23回で終了します。

 

「施術が早ければ早いほど、腕のいい歯医者」

 

そう思っている方は意外に多いようです。でも歯科医師からすると、その判断はちょっと間違っているのかもしれません。

 

歯は、体の中でも比較的小さいパーツです。しかもその内部構造は複雑で、患者さん一人ひとりによって異なっています。そのため、丁寧に治療をしようとすると、どうしても時間がかかってしまうのです。

 

◆歯科治療は途中でやめられない

たとえば、1人の患者さんに治療時間を30分とっていたとしましょう。施術中に「時間がきたので今日はここまで」と途中で終わらせることができるでしょうか。そんなことをしたら、せっかく治療した歯が悪化してしまう可能性も出てきます。

 

では、1回の治療が30分以内に終わるように、何回にも分けて治療を行う歯科医院はどうでしょうか。それでは、通う回数が増えるほど、治療間の再感染リスクが高まります(その間、仮の詰め物ですから)し、患者さんの負担も増えてしまいます。しかし、施術の途中だからといって、予定していた時間を超えて治療を続ければ、そのあとの時間に予約を入れていた患者さんすべてに影響が出てしまいます。

 

▼時間をかける理由

当院ではしっかりと治療ができるよう、1人の患者さんにかける時間を長く取っています。平均すると、大体1回に1時間以上。そのため複雑な歯の根の治療であっても、23回の通院で終わります。

 

特に当院で行っている歯内療法は、歯の内部の除菌が主な治療となります。治療の途中で新たな細菌が入ってしまっては、治療の目的を達成することができなくなってしまいます。たとえば、治療中の歯にだ液が少しでも入ってしまえば、細菌に再感染してしまうのです。そのため、時間をかけた丁寧な施術とラバーダム防湿などを用いた無菌的な操作が不可欠となるのです。


▼治療時間は長くても受ける疲労は最小限

治療時間が長いと聞くと、とてもそんなに開けていられない、と心配される方も多いと思います。けれど実際は、ご自分で開いていなくても自然とお口を開いている状態を作れますので、半分くらいの方は治療中に寝てしまうくらい、楽な状態で治療を受けることができますので、ご安心いただければと思います。

 

◆カウンセリングについて

また当院では、患者さんのご希望をしっかりお聞きするため、カウンセリングも大切にしています。もちろん、治療内容についてもできるだけわかりやすくご説明しています。患者さんが病状や治療内容を正しく把握することで、治療期間が短くなり、再発のリスクも大きく引き下げられると考えるからです。患者さんとドクターが同じ目的に向かって協力しなければ、治療もうまく進みませんし、再発する可能性も大きくなってしまうのです。

 

患者さんご自身が納得して治療に臨まなければ、ベストな治療はできません。患者さんがご自分の歯と長く付き合っていくためにも、当院はすべての作業に、必要な最大限の配慮をしております。